受験直前!冬休みの過ごし方の鉄則

桜子

こんにちは!桜子です。
このブログは元塾講師で三姉妹ママの桜子が母親目線で愛知県の中学受験情報をお届けします。

ムスメ

この記事では「受験直前!冬休みの過ごし方の鉄則」についてお話ししたいと思います!

目次

入試本番が近づいてきました

2学期もあっという間に過ぎ去ってしまい、もう冬休み。親子とも緊張が高まってきますよね。

受験生にとって冬休みはまとまった時間が取れる貴重な時期です。本番で「自分はこれだけやったんだから大丈夫!」と思えると実力発揮できると言われていますので、自信をつけることが何より大切です。

自信をもって入試に臨むために冬休みをどう過ごすべきか、「生活」「勉強」「こころ」それぞれの面から鉄則をご紹介します。

冬休みの過ごし方の鉄則【生活面】

朝型の生活スタイルに切り替える、が鉄則

クリスマスやお正月など楽しい行事があり生活が不規則になりがちな冬休み。誘惑も多くつい夜更かしするかもしれません。

けれどもこれまでの勉強の仕上げをするのが冬休みの取り組み。規則正しい生活のリズムを守ることが大事です。

秋以降夜遅くまで勉強してきたことと思いますが、冬休みからはそろそろ朝型の生活スタイルに切り替えると良いでしょう。

あなたの入試本番の試験開始時刻は何時ですか?午前中に実施する学校がほとんどだと思います。人間の脳は起床から3〜4時間後に活発に働くと言われてますから、試験が実施される時間(時刻)にしっかり力を発揮できるよう、早起きを心掛けてましょう。

体調を整えるのが鉄則

新型コロナウイルスはもちろん、空気が乾燥するこの時期は風邪やインフルエンザが流行する心配があります。外出するときにマスクをする習慣はすっかり身についていると思いますが、帰宅したらしっかり手洗いすることもお忘れなく。


「ハンドソープで10秒もみ洗い+流水で15秒すすぐ」と手についたウイルスは約0.01%まで減ると言われています。病気の予防は手洗いから。冬期講習などで外出の機会の多い受験生のみなさんは特に手洗いをしっかりしてくださいね。

また手洗い後に消毒用のアルコールジェルなどを利用する方も多いと思います。「消毒するときは洗った手をハンドタオルでしっかりふき取ってから」がポイントです。濡れた手で消毒しても効果が薄いといわれています。ハンドタオルもまめに交換できるといいですね。

体調不良になってしまったときの鉄則

どんなに注意していても体調を崩してしまうことがあるかもしれません。咳や鼻水など体調不調が見られたら無理をせずすぐに医療機関に相談することが鉄則です。無理をすると回復までに時間がかかり、かえって勉強時間が少なくなってしまいます。ちょっとくらい休んでもこれまで積み重ねてきた努力を考えればきっと大丈夫!ラストスパートに向けての休息と受け止めてくださいね。

お母さまに1つお願いがあります。万一お子さまが体調不良になってしまった時にどうか「せっかく沢山勉強できる冬休みにもったいない!だから早く寝なさいって言ったのに!」などと叱ったりイライラした態度で接したりしないでください。一番焦っているのはお子さま本人です。「今はとにかく治すことが一番だからね。神様がたまにはたくさん寝なさいって言ってるんだよ」などと安心させてあげてくださいね。ご両親の笑顔が何よりの薬です。

冬休みの過ごし方の鉄則【勉強面】

冬期講習の参加不参加は話し合って決める、が鉄則

「塾の冬期講習に参加すべきでしょうか」というご相談を受けることがあります。家は誘惑も多いしきょうだいは年末年始でウキウキした雰囲気だから塾でしっかり勉強してもらいたいと思う反面、講習に参加させると塾のカリキュラムの通りにしか勉強できない。本当は算数の苦手な分野をしっかりやってもらいたいのに。あるいはそこまで勉強漬けにならなくても年末年始は家族との時間を優先させたい、新型コロナウイルスが心配、などとお悩みのお母さまも多いと思います。

塾の冬期講習はこれまでの勉強について総復習に取り組むのが一般的です。また合宿のような泊りがけで特訓をする塾もあります。そういった講習会に参加すると冬休みは講習会を軸にしたスケジュールを考えることになります。力を入れたい内容は受験生ひとりひとり異なりますので、冬期講習に参加するしないは塾の先生やお子さま本人とよく相談したうえで決めるのが鉄則です。

今はこういったご時世ですので新型コロナウイルスの状況によっては講習の内容を見直す塾もあるかもしれませんし、ご家庭の判断で受講しないと決める場合もあるかと思います。もし冬期講習に参加しない場合は毎日どう勉強をすすめていくのか塾の先生に相談し、毎日の勉強スケジュールや課題をしっかり準備しておくことが大切です。

冬休みに取り組むことを明確化する、が鉄則

「この前過去問で間違えた算数の図形問題と理科の植物の分野をしっかり復習しなくちゃ」など自ら課題を意識して勉強に取り組めたら最高ですが、小学生のお子さまにはなかなか難しいところです。合格に向けて冬休みにどこをどう取り組むべきか塾の先生と三者面談するなどして明確化しお子さま本人が納得・理解できることが大切です。

お子さまの苦手な単元や志望校に合わせた対策など塾の先生から的確なアドバイスをいただけたら一番いいですが、それが難しい場合は2学期に取り組んだ志望校の過去問で間違えた単元や特徴的な問題の復習に取り組むのが良いと思います。

そして冬休みにこれだけはやろうとお子さまと決めた計画を紙に書き出して見えるところに貼ってください。カレンダーに日々やることを箇条書きにしてもいいですし、紙にリスト化して書き出してもいいと思います。具体的にやるべきことを書き出すことで勉強にも取り組みやすくなります。

達成感と自信を持たせるのが鉄則

冬休みにやることリストを貼ったら、終わるたびに線で消していってくださいね。この時期はとにかく達成感と自信を持たせるることが鉄則です。やることを明確にしてあとは黙々とこなすのみです。

冬休みが終わったときリストを見てこれだけ頑張ったんだと思えたとき、きっと自信がついて強い心が備わっていることと思います。その強い心こそが合格を勝ち取るパワーになることでしょう。

冬休みの過ごし方の鉄則【心のケア】

冬休みの過ごし方を生活面と勉強面からお話ししてきました。

最後にひとつお子さまの心のケアについてお話ししたいと思います。

本番が近づくにつれて誰でも不安な気持ちになります。
特に今は新型コロナウイルスに関するニュースが連日のように伝えられ勉強に集中できないお子さまもいらっしゃるかもしれません。

そんな心落ち着かない冬休みの間におススメなのは、一度ゆっくりおやつタイムやお風呂に一緒に入るなどリラックスした状態でお子さまとお話しする機会を作ることです。

今まで一生懸命勉強に取り組んできたのはなぜか、そもそも中学受験に挑戦することにしたのはどんな理由だったのか、お子さまと一緒に確かめてみてください。
きっと心が原点にもどって、がんばるぞという気持ちがまた沸いてくるはずです。

我が家の娘は「やりたいことノート」というのを知らない間に作っていて、合格したらやりたいことをいっぱい書き出していました。もちろん合格してから可能なことはひとつずつ叶えてあげましたよ。

合格してから入学までにしたいことや、憧れの志望校で挑戦してみたいことなどお子さまと語り合うのもポジティブになれていいですね。

まとめ

冬休みの過ごし方の鉄則

<生活面> 
・朝型の生活スタイルに切り替える。
・体調を整える。
・万一体調不良になったときは無理せずすぐ医療機関に相談する。

<勉強面>
・冬期講習に参加するかどうかは塾の先生や本人とよく話し合って決める。
・冬休み取り組むべきことを明確にしリストを見えるところに貼る。
・リストをこなせたら線で消していき達成感と自信を持たせる。

<心のケア>

・なぜ中学受験に挑戦することにしたのか原点を再確認する。
・合格したらやりたいことなどポジティブで楽しい話をする。

大切な冬休み、ご家族の方は頑張るお子さまを温かく前向きにサポートしてあげてくださいね。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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